気にしなくちゃいけないのはSIMロックだけじゃない!
その機種が対応してるバンド帯も気にしなくちゃいけない!
同じ機種でも拾える電波が違う!
そのSIMのみ契約大丈夫?という事でお送りします。
そもそもSIMロックというものがかかっていることはご存知の方も多いと思いますが、バンド帯ってのを気にしないといけないのご存知ですか?
SIMロック解除から解説します。
各携帯電話会社で販売されているスマートフォンはその会社の電波しか拾わないようにSIMロックというもので使える電波を制限されています。
それを解除するのがSIMロック解除という訳です。会社、機種によっては制限されていないものもあります。
こんな感じでSIMロック解除の仕組みは簡単です。
実際のSIMロック解除はネットなどで出来る様になっているので各社の条件など調べてネットで手続きしてしまいましょう!
次は対応バンド帯です。
ここがややこしい部分です。
携帯電話会社は複数のバンド帯を束ねて皆さんに通信網を提供しています。
スマートフォンはそういった携帯電話会社の仕組み上、複数のバンド帯を利用できるように設計されています。
バンド1、3、8など電波の周波数帯のことです。携帯電話各社に総務省が許可を出した電波帯を各社は利用してサービスを提供しています。
しかし…各社の提供しているバンド帯が違うという事が問題を引き起こす原因になるんです。
一つの会社で複数のバンド帯を使っているのですが、
各社で国から振り分けられた異なるバンド帯でサービスを提供しています。
違う会社同士でも同じバンド帯が使える部分があるのですが、一つのバンド帯が使えるから大丈夫というわけじゃないんです。
複数の電波で安定性を保っているので電波が 1本か圏外か…みたいな事にもなったりします。
なので、
今手元にあるスマホが乗り換え先の携帯電話会社で使える機種か調べる必要があります。
キャリアと呼ばれる会社へ乗り換えるなら、今の機種の使える電波を調べる必要があるんです。
格安と呼ばれる会社の場合などは対応機種の一覧が大概ホームページに載っています。
https://www.uqwimax.jp/mobile/products/sim/devices/
UQ mobile動作確認一覧
https://www.ymobile.jp/service/others/simonly/
Y!mobile動作確認機種一覧
https://network.mobile.rakuten.co.jp/product/byod/
Rakuten mobile 動作確認機種一覧
△などで表示される場合はほぼ適していないと言って過言ではないかなと思います。
店頭でお客さまがどうしてもという事で、試してみるということが何回かありましたが使用に耐えうらない状態になることが多かったです。
店頭で申し込む場合はスタッフが調べてくれると思いますが、ネットで申し込んだ場合が地獄…
大事な電話番号を乗り換えてしまっていたら電話もできない、インターネットもできない…なんて事にも
安さに目がくらんで大事なものを見失うことのないように気をつけましょう!
https://www.soumu.go.jp/main_content/000692919.pdf
総務省のHPの通信事業者ごとのバンド帯の一覧です。
https://www.nttdocomo.co.jp/binary/pdf/support/unlock_simcard/band.pdf
docomo SIMロック解除可能機種の対応バンド一覧
https://www.au.com/support/service/mobile/procedure/simcard/unlock/compatible_network/
au SIMロック解除可能機種の対応バンド一覧
https://cdn.softbank.jp/mobile/set/common/pdf/support/usim/unlock_procedure/frequency-band-list.pdf
SoftBank SIMロック解除可能機種の対応バンド一覧
同じ機種でも要注意!
同じ会社から同じ機種が販売されているのはご存知の方も多いと思いますが、同じ機種でも会社によって対応バンド帯が違う事があるのです。
SIMだけの乗り換えをする際は本当にお気をつけて!